蔵について

仙台市荒町から、173年目の変革と挑戦

創業以来の伝統と革新。
仙臺杜氏による新しい酒造り。

森民総本家は江戸時代ペリー来航の4年前、1849年に創業致しました。初代民蔵は創業前より南部地方伝統の甘酒を仕込み、町を行商しながら、非常に清らかな水が沸く荒町に身を据えました。それから173年。創業以来守り続けた「森乃菊川」に加え、新たな時代を切り拓く「森民」を代表銘柄として販売致します。

「森乃菊川」は、初代民蔵が教えを乞う江巖寺の美しい菊の花と、荒町に流れる広瀬川の清らかな水より名付けられ、南部杜氏が伝承する巧みな技術を引継いだ蔵人によって、現在も一本、一杯、一口に想いを込め造っております。

そして新たなる銘柄「森民」。森民酒造の伝統を銘柄に注ぎ込む強い決意と、173年受継がれた酒蔵を初めて大改修する革新への挑戦。創業地で酒蔵を継承するただ一人の「仙臺杜氏」としての大きな期待が、決断の後押しとなりました。

外気温に左右されない新蔵での仕込みは我々の大きな武器となり、それは味わいとなって表れ、これまで築いた歴史に対して、そして期待するお客様に対して自信をもってお届けできる商品「森民」となりました。山田錦を用いた"純米大吟醸"から甘口フルーティーで肉類とも相性の良い"にごり酒"まで。是非仙臺杜氏の新しい酒造りによって誕生した「森民」を、皆様の手にとってお試しくださいませ。

合資会社 森民総本家
代表社員
6代当主

森 徳英


ロゴに込めた想い

森民総本家のロゴマークは、甘酒を担いで行商をしていた初代民蔵をモチーフにしています。創業173年目の変革に合わせてリニュアールしました。